経費かどうかは、
あとで考える。

お金を使ったら、金額とメモだけ入れておいてください。仕事の支払いも、私的な支払いも、分けずにそのまま。 夜のうちにAIがあなたの事業に照らして仕分け、朝いちばんに一覧でまとめて確定するだけで、 複式簿記の帳簿になります。

個人事業主の青色申告(65万円控除)に対応。法人には対応していません。

aoiro — 入力 / 未仕分け
未仕分けの一覧画面。入力した支出ごとに、AIが決めた「事業の経費」「一部が事業」「私的な支出」の判定と勘定科目、確信度、そう判断した理由が並び、下に「チェックした7件を確定」ボタンがある。

未仕分けの一覧。AIが「経費になるか」「どの科目か」と、そう決めた理由まで入れて並べます

スマートフォンのかんたん入力画面。勘定科目は「おまかせ」が選ばれ、下に「3,200/クレジットカード → 未仕分け」と出て、「とりあえず記録する」ボタンが並んでいる。

こんなところで止まっていませんか

帳簿が止まるのは、入力の手前です

「これ、経費になるの?」で止まる

レシートを持ったまま考え込んで、結局あとまわし。aoiro はその判断を入力から切り離しました。使ったら、入れる。経費になるかどうかは夜にAIが決めます。

勘定科目が分からない

消耗品費か雑費か、会議費か接待交際費か。選ばなくて構いません。「おまかせ」で保存すれば、AIがあなたの事業に合わせて科目を当て、そう決めた理由まで書いて返します。

仕事とプライベートが混ざる

財布はひとつなので当たり前です。私的な支出もそのまま入れてください。AIが事業のぶんと分け、私的なものは事業主貸に振るので、帳簿は汚れません。

aoiro の3本柱

入れるのは数十秒。考えるのはAI。決めるのはあなた

入力を速くするだけでも、決算書を出すだけでもありません。いちばん重い「経費かどうかの判断」を引き受けたうえで、最後の決定はあなたに残しています。

考えずに入れる

金額・支払方法・ひとことメモ。勘定科目は選ばなくても保存できます。仕事の支払いも私的な支払いも、区別せずそのまま放り込んでください。

夜のうちにAIが仕分ける

設定に書いた事業内容に照らして、経費になるか・どの科目かを決めます。同じ買い物でも、事業が違えば結論は変わります。

朝、まとめて確定

確信度の高いものは最初からチェック済み。ひと押しで帳簿に入ります。確定するまで決算書の数字は1円も動きません。

仕分けのしくみ

入れる、寝る、確定する。それだけです

レシートを撮る必要も、科目を調べる必要もありません。1日ぶんの入力にかかるのは数十秒です。

使ったら、その場で入れる

金額と、あとで思い出せる程度のメモ。支払方法をタップして終わりです。勘定科目は「おまかせ」のままで構いません。

夜、AIがあなたの事業に照らす

毎晩きまった時刻に、その日ぶんをまとめて仕分けます。経費になるか、どの科目か、なぜそう判断したかを書き添えます。

朝、一覧でまとめて確定

確信度の高いものは最初からチェック済み。気になるものだけ直して「確定」を押すと、そこで初めて仕訳になります。

設定に書くのは、やっている事業だけ

「経費になるか」は、事業ごとに違います

汎用のルールでは決められません。日サロを営む人のタンニングオイルは立派な経費ですが、美容室を営む人が同じものを買っても、仕事に必要だとは説明できません。

aoiro は設定>事業内容に書いた事業を物差しにして判断します。「何を売っているか」だけでなく「何にお金を使うか」まで書いておくほど、仕分けが当たります。

  • 副業も小さな事業も、行を足していくつでも書けます。
  • 書き足せば翌朝から仕分けの結果が変わります。育てるほど当たるようになります。
  • 事業内容が空のあいだは、AIは経費性を判断せず「決められませんでした」と返します。当て推量で経費に上げません。
aoiro — 設定 / 事業内容
設定の事業内容画面。「Webサイト制作」「Webサイトの保守・運用」「写真販売(ストックフォト)」の3行が、それぞれ扱うものやよくある支出の説明つきで並んでいる。

タンニングオイル 5,400円 / クレジットカード払い / メモ「オイル補充」

事業内容に「日サロ」と書いてある人

経費になる / 消耗品費

お客さまに使う商材なので、事業に必要だと説明がつきます。全額を経費にします。

事業内容に「美容室」と書いてある人

経費にならない / 事業主貸

美容室の仕事に必要だとは説明できないので、私的な支出として扱います。

入力

入れ方は選べます。全部おなじ帳簿に入ります

ふだんは「おまかせ」で放り込むだけ。科目まで自分で決めたい日は決められますし、簿記が分かる人は借方・貸方を直接書けます。カード明細は月末にCSVで。

科目は、選んでも選ばなくてもいい

金額と支払方法だけで保存できます。科目を選ばずに出せば未仕分けとして夜のAIに回り、選べばその場で仕訳になります。どちらの場合も、これから何が起きるかが画面の下に出ます。

  • 迷ったら「おまかせ」。1件あたり数十秒で終わります。判断はぜんぶ夜にまわしてください。
  • 支払先を覚えます。一度確定した店名は次から科目が自動で埋まるので、よく行く店はAIを通さずその場で仕訳になります。表記ゆれも同じ店として扱います。
  • 自分の財布で払ってOK。「事業主借」に自動で振られるので、事業用口座を通していなくても帳簿が合います。
  • 売上も同じ画面から。上のタブを切り替えるだけで、入金先を選ぶ形に変わります。
aoiro — 入力 / かんたん入力
かんたん入力の画面。科目に会議費、支払方法に自分の財布が選ばれ、下に「(借)会議費 1,280 /(貸)事業主借 1,280」という仕訳のプレビューが出ている。

夜のAI

寝ているあいだに、2つの仕事をします

ひとつは、その日入れた未仕分けの仕分け。もうひとつは、確定ずみの帳簿の見直しです。どちらも結果を積むだけで、帳簿はあなたが確定・承認したときにしか変わりません。

ひとつめの仕事:仕分け

判定・科目・理由を、1件ずつ書いて返します

「事業の経費」「一部が事業」「私的な支出」のどれかを決め、経費になるものには勘定科目を付けます。なぜそう判断したかが日本語で添えられるので、鵜呑みにせず自分で確かめられます。

  • 未仕分けは、まだ仕訳ではありません。確定するまで決算書にも元帳にも出てきません。
  • 確信度が低いものはチェックが外れています。AIが迷ったものは、あなたが決めるまで確定できません。
  • 判定も科目も、その場で直せます。「一部が事業」なら割合も変えられます。
  • 私的な支出は事業主貸に振られます。生活費を混ぜて入れても帳簿は合ったままです。
aoiro — 入力 / 未仕分け
未仕分けの一覧。1件ごとに判定・勘定科目・確信度と、そう判断した理由の文章が並び、確信度の高いものにはあらかじめチェックが入っている。下に「チェックした7件を確定」ボタンがある。

ふたつめの仕事:精査

確定したあとの帳簿も、読み返します

仕分けが済んで帳簿に入ったものにも目を通します。科目の付け間違い・二重計上・桁の入力ミス・按分の抜けを見つけると「提案」として積み、朝あなたが承認するか却下するかを決めます。

  • 科目の提案を承認すると、その仕訳の科目だけが差し替わります。
  • 重複の指摘を承認すると、二重の仕訳が削除されます。
  • 金額の指摘は承認しても帳簿を変えません。確認済みとして記録するだけです。
  • 確定・承認・却下は、すべて履歴に残ります。
aoiro — AIからの提案
AIからの提案画面。重複・金額・勘定科目・経費性の4件の指摘がカードで並び、それぞれに重要度・確信度・対象の仕訳・「承認して反映」「問題ない(却下)」のボタンが付いている。

経費になるかどうか

設定に書いた事業内容に照らして判断します。どの事業にも結びつかない支出は、私的な支出として事業主貸に振ります。

勘定科目の判定

決算書の様式に合う科目を選びます。「ガソリン代が雑費になっている」といった、あとからの付け間違いも拾います。

家事按分(一部が事業)

仕事にも家庭にも使うものは割合を提案します。年間の按分を設定してある科目は、期末にまとめて振り替えるので二重にはなりません。

重複・金額・抜け漏れ

同じ日・同じ金額の二重計上、桁の入力ミス、毎月あるはずの費用が今月だけ無い、といった穴を拾います。

当たらないときは「分かりません」と言います

メモが「Amazonで購入」だけでは、何を買ったのか分からないので判断できません。そういうものは無理に決めず、確信度を下げて理由を書いて返します。決めるのはあなたです。メモをひとこと足しておけば、次の晩には当たります。

レポート

「いくら使ったか」を、見たい形で

入れた仕訳は、カレンダー・分野別・決算書・仕訳帳の4つの角度から見られます。年度は画面右上でいつでも切り替えられます。

カレンダーで、使った日が色で分かる

支出が大きい日ほどセルが濃くなります。日付をタップすると、その日に入れたものが右に並びます。「先月なににこんなに使ったんだっけ」がすぐ分かります。

  • 収入は緑、支出はコーラルで別々に表示。
  • 月の収入・支出の合計が見出しに出ます。
  • スマホでもそのまま同じ操作ができます。
aoiro — レポート / カレンダー
月カレンダーの画面。支出のある日がコーラル色の濃淡で塗られ、金額が入っている。選んだ日の明細が右のパネルに一覧で表示されている。

分野別に、いま何にいくら

科目ごとの内訳を、金額の大きい順に。通年でも月ごとでも切り替えられます。家事按分を設定している科目は、帳簿の金額と必要経費の金額を両方並べて出します。

  • グラフと表の両方。数字で確かめたい人にも読めます。
  • 月ごとの収入と支出の推移も同じ画面に。
  • 件数も出るので「この科目、何回入れたっけ」が分かります。
aoiro — レポート / 分野別
分野別の支出画面。科目ごとの横棒グラフと割合が金額の大きい順に並び、家事按分がある科目には事業割合と総額が併記されている。

決算書

貸借が合う。だから65万円控除まで行けます

65万円の控除には貸借対照表の添付が要ります。aoiro は家事按分も減価償却も「集計時の計算」で済ませず、実際の決算整理仕訳として12月31日付で帳簿に入れます。

割合と資産を決めておく

自宅兼事務所の家賃・光熱費・通信費に事業割合を、10万円以上の備品は固定資産として登録します。按分の根拠メモも残せます。

決算整理をひと押しで作る

家事分は「事業主貸」へ振替、償却費は資産から取り崩し。何度でも作り直せます(そのたびに前の分を消して入れ直します)。

差額が0になったら決算書へ

貸借差額が画面に出ます。0でなければ、どこを直せばいいかも一緒に出ます。合ってから印刷すれば控えの完成です。

資産合計 4,604,092 = 負債・資本合計 4,604,092 → 貸借差額 0 円

決算整理の画面

作られる仕訳の中身を、押す前に全部見せます。「年間 736,000円のうち事業40% → 家事分を振替」のように、なぜその金額になるかが並びます。

  • 定額法・一括償却(3年均等)・少額減価償却資産の特例に対応。償却率は国税庁の表そのまま。
  • 期首残高を入れれば、開業2年目以降も貸借が合います。
  • 申告が終わったら年度を締められます。締めるとその年は数字が動きません。
aoiro — 設定 / 決算整理
決算整理の画面。家事按分の振替と減価償却費の計上について、作られる仕訳の借方・貸方・金額が一覧になっており、下に「作成後の貸借差額 0円 貸借が一致しています」と表示されている。

そのまま転記できる決算書

損益計算書は青色申告決算書の様式どおり、①から㊸までの丸数字つき。国税庁の「確定申告書等作成コーナー」に打ち込むとき、探し回らずに済みます。

  • 経費欄の空欄(㉕〜㉚)には、よく使った任意科目が金額順に入ります。
  • 貸借対照表は期首と期末を並べて表示。
  • ブラウザの印刷から「PDFに保存」で控えが作れます。
aoiro — レポート / 青色申告決算書
青色申告決算書の画面。損益計算書が①売上金額から㊸所得金額まで丸数字つきで並び、その下に資産の部と負債・資本の部が期首・期末で対比された貸借対照表がある。

出力

中の数字は、いつでも持ち出せます

囲い込みません。仕訳データも決算書の数字も、CSVでまるごと取り出せます。

印刷・PDF

決算書の画面をそのまま印刷。印刷ダイアログで「PDFに保存」を選べば控えになります。

仕訳帳・元帳CSV

税理士に渡す・他の会計ソフトに移すときに。Excelで開いても文字化けしません。

決算書・減価償却CSV

決算書の各欄を丸数字つきで一覧に。減価償却の計算も転記できる形で出ます。

e-Tax向けXML

決算書の数字を含んだ構造化データ。国税庁の帳票スキーマでは未検証です(下記参照)。

e-Tax XML について、正直に書いておきます

出力されるXMLは決算書の数字をすべて含んだ構造化データですが、国税庁が配布する帳票スキーマ(XSD)での検証は行っていません。e-Taxソフトにそのまま取り込めるかは未確認です。確実なのは「確定申告書等作成コーナー」への転記か、CSVを税理士に渡す方法です。アプリの画面にも同じ注意書きを出しています。

運営する方へ

複数の事業者を、ひとつの管理画面から

aoiro はマルチテナントで動きます。事業者ごとに帳簿は完全に分かれ、運営はアカウントの発行とAIの設定・コスト監視を受け持ちます。

APIキーもコストも、運営側で一元管理

AIのAPIキーは管理画面から登録します。保存時にAES-256-GCMで暗号化され、画面には二度と平文で表示されません(sk-ant-…1234 のようにマスクされます)。

  • Claude / Gemini / OpenAI を切り替え可能。モデル名は自由入力。
  • 精査する観点、実行時刻、1回の上限件数まで設定できます。
  • 「確信度いくつ以上なら最初からチェックを入れるか」もここで決めます。運用に慣れるまでは高めに。
  • 直近30日のトークン数と概算コストが管理画面に出ます。
  • ログインの成否・アプリのエラー・全事業者の変更履歴もここから。
aoiro — 運営管理 / AI・バッチ設定
運営管理画面。直近30日のAIコストとトークン数、プロバイダとモデルの選択、マスク表示されたAPIキー、精査する観点のチェックボックス、バッチの実行時刻の設定が並んでいる。

料金について

お金は、いただいていません

aoiro は Eos-Lab が作っている自社アプリです。使用料はいただかず、 続けるための費用は「使ってよかったと思った方からの支援」でまかなう形にしています。

初期費用 0円
月額 0円
機能の制限 なし

無料版・有料版の区別はありません。夜のAIによる仕分けも、決算書の作成も、CSVの出力も、 このページで紹介している機能はすべてそのまま使えます。

なぜ、無料なのか

安く見せるための値付けではありません。このアプリを作っている理由が、そのまま無料である理由です。

自分たちの帳簿も、
これで付けているから

レシートが溜まる、経費かどうかで手が止まる。aoiro はその不便を自分たちの側で どうにかするために作り、いま Eos-Lab 自身の記帳もこれで回しています。 自分で毎日使っているものなので、もう一人使う方が増えても新しく開発費がかかるわけではありません。

個人事業主の資金繰りを
同じ立場で知っているから

開業して間もない時期に、月に千円単位の固定費をどれだけ真剣に検討するか。 私たちも同じ場所に立っています。帳簿は事業の土台です。そこで迷ってほしくないというのが正直なところです。

Eos-Lab は営利より
助け合いを大事にしているから

売上を伸ばすために配っているのではありません。小規模な事業者どうしで持っているものを 融通し合えたほうが、結局はお互いに続けていける。Eos-Lab はその考え方で運営しています。

「無料のアプリに帳簿を預けて大丈夫か」への回答

帳簿は事業の記録そのもので、青色申告なら原則7年の保存義務もあります。 無料であることが不安の理由にならないよう、お約束できることを書いておきます。

  • 私たち自身が、自分の帳簿をこのアプリで付けています。 Eos-Lab の記帳は aoiro で回しています。動かなくなって困るのは、まず私たちです。 他人事として置いているアプリではありません。
  • 数字はいつでも、全部持ち出せます。 仕訳帳も総勘定元帳も決算書の内訳も CSV で出力できます。 万が一この先 aoiro が続けられなくなっても、あなたの帳簿は手元に残ります。 出せることは、無料でお渡しするうえでの最低条件だと考えています。
  • AIが勝手に帳簿を書き換えることはありません。 夜のAIが出すのはあくまで下書きで、あなたが確定するまで決算書の数字は1円も動きません。 無料だからといって、判断をこちらに預けさせる作りにはしていません。
  • あとから請求することはありません。 無料期間が終わって課金が始まる、一定の件数を超えると有料になる、といった仕組みはありません。 ご支援は最後まで任意です。
  • かかっている費用は隠しません。 サーバー代と、夜の仕分けに使うAIの利用料は実費として毎月かかっており、いまは運営が負担しています。 ご支援をお願いしているのは、この2つを続けるためです。

その代わりに、お願いしたいこと

使ってみて「これは助かった」と思っていただけたときだけで構いません。次の3つのうち、できるものがあれば嬉しいです。

開発資金のご支援

サーバー代とAIの利用料に充てさせていただきます。金額は決めていません。無理のない範囲でお気持ちをいただければ十分です。

サービスの交換

お金でなくても構いません。あなたのサービスを、代わりに使わせてください。お互いに自分の持ち場を無料で提供し合えるなら、それが一番良い形だと思っています。

使ってみた感想

実は、これが一番ありがたいことです。AIの仕分けが外した場面、入力しづらかった画面。現場の声がそのまま次の改善になります。

どれも義務ではありません。 何もしていただかなくても、機能が制限されることも、使えなくなることもありません。催促のご連絡を差し上げることもありません。

できないこと

個別の税務相談はお受けできません。私たちは税理士ではないので、 「この支出は経費になるか」といった判断の最終的な保証はできません。 aoiro が出すのはあくまで下書きで、申告内容の責任はご本人にあります。 迷う金額のときは税務署か税理士にご確認ください。

いまお受けできる数

aoiro は招待制です。サーバーの余力と、私たちが目を配れる範囲の都合で、 いまは少数の事業者さまに限ってお使いいただいています。 埋まっている場合は、その旨を正直にお伝えします。

使う前の確認

あなたは「免税事業者」ですか?

aoiro は免税事業者の方を前提に作っています。消費税の集計やインボイスの照合は入っていません。 ご自分がどちらに当たるか、下のチェックで確かめられます。

質問 1 / 3

インボイス(適格請求書発行事業者)の登録をしていますか?

「T」から始まる13桁の登録番号を持っているかどうかです。

判定を使わない場合は、下の条件をそのままご確認ください。

免税事業者になる条件(個人事業主の場合)

消費税を納める義務が免除されるかどうかは、2つの期間の「課税売上高」で決まります。 どちらかで1,000万円を超えると課税事業者になります。

条件 1

前々年の課税売上高が 1,000万円以下

この「前々年」を基準期間といいます。2026年分の判定なら2024年です。 ここが1,000万円を超えていると、その年は課税事業者になります。

条件 2

前年 1月1日〜6月30日の課税売上高が 1,000万円以下

この半年間を特定期間といいます。前々年が1,000万円以下でも、 ここを超えると課税事業者です。ただし次の逃げ道があります。

条件 2 の例外

特定期間は「給与等の支払額」で判定してもよい

特定期間の判定は、課税売上高に代えてその期間に支払った給与等の合計額で行うこともできます。 つまり売上・給与のどちらかが1,000万円以下なら、免税事業者のままでいられます。 ひとりで事業をしていて給与を払っていない方は、ここで免税に戻るケースが多いところです。

間違えやすいところ

  • 免税事業者だった期間の売上は、税抜きにせず「そのままの金額」で判定します。 免税だった年の売上には消費税が含まれていない扱いになるため、 「1,100万円だから税抜で1,000万円、セーフ」という計算は通りません。 ここで課税事業者になっているのに気づかない例が多いところです。
  • インボイス登録をしていると、売上がいくらでも免税事業者ではありません。 登録を受けている間は納税義務が免除されません。上の2条件を満たしていても関係なく課税事業者です。
  • 開業して間もない場合は、原則として免税事業者です。 1年目は前々年も前年もないため判定する期間そのものがありません。 2年目は前年の上半期(特定期間)だけを見ます。
  • 「課税売上高」は消費税がかかる売上のことです。 事業の売上でも、住宅の家賃収入など消費税がかからないものは含みません。

インボイス登録をしている方への補足(2026年8月現在)

インボイスをきっかけに免税事業者から課税事業者になった方が使える2割特例(納税額を売上税額の2割にできる措置)は、 令和8年9月30日までの日が属する課税期間までです。個人事業主の課税期間は暦年なので、 令和8年分(2026年分)の申告が最後になります。

そのあとについては、令和8年度の税制改正で個人事業主向けの「3割特例」(納付税額を売上税額の3割にできる措置)が 令和9年分・令和10年分に設けられています。基準期間の課税売上高が1,000万円以下であることなどが要件です。

いずれも aoiro では計算できません。消費税の申告が必要な方は、対応した会計ソフトか税理士にご相談ください。

このページの内容は国税庁が公表している一般的な取り扱いをまとめたものです( No.6501 納税義務の免除、 基準期間において免税事業者であった者の課税売上高の判定)。 相続で事業を引き継いだ場合、法人成りした場合、高額な資産を取得した場合など、ここに書いていない例外があります。 最終的な判断は所轄の税務署または税理士にご確認ください。 Eos-Lab は税理士事務所ではなく、個別の税務相談はお受けできません。

よくある質問

気になるところ

プライベートの買い物も入れていいんですか?

入れてください。むしろ、それが aoiro の使い方です。「これは経費になるかな」と考えて選り分ける作業こそが、帳簿を止めている原因だからです。

私的だと判断されたものは事業主貸に振られます。会計のうえで正しい処理なので、生活費を混ぜて入れても帳簿は合ったままですし、決算書の必要経費にも入りません。

AIの仕分けが間違っていたら、どうなりますか?

確定する前なら、その場で直せます。判定(事業/一部が事業/私的)も勘定科目も按分の割合も、一覧の中で変えられます。

そもそもAIが仕分けた時点では、まだ帳簿に入っていません。未仕分けは仕訳ではないので、決算書にも元帳にも出てきません。あなたが「確定」を押して初めて仕訳になります。確信度の低いものは最初からチェックが外れているので、そのまま流れていくこともありません。

確定したあとに気づいた場合も、入力ずみの一覧から直せます。変更の履歴はすべて残ります。

設定の「事業内容」には何を書けばいいですか?

やっている事業を、思いつくかぎり並べてください。「日サロ」「占い」「美容室」のように、副業でも小さな事業でも構いません。

コツは、「何を売っているか」だけでなく「何にお金を使うか」まで書くことです。「日サロ ― タンニングマシン、ローション・オイル、タオル、店舗の消耗品、ランプ交換」のように書いてあるほど、仕分けが当たります。

あとから書き足せば、翌朝の仕分けから結果が変わります。空のままだと、AIは経費かどうかを判断せず「決められませんでした」と返します。当て推量で経費に上げないためです。

簿記の知識がまったくありません。使えますか?

使えます。借方・貸方という言葉は画面に出てきませんし、勘定科目すら選ばずに入力できます。

ただし、決算書に何が載るかを一度も見ないまま申告するのはおすすめしません。入力画面の下にはこれから作られる仕訳が、未仕分けの一覧にはAIがそう判断した理由が、それぞれ常に表示されます。続けるうちに自然と形が分かるようにしてあります。

レシートを撮って自動で読み取る機能はありますか?

ありません。撮影して読み取らせる代わりに、金額とひとことメモだけ打ち込むという道を選びました。そのほうが速く、間違いも混ざりません。

読み取りは金額や日付を取り違えることがあり、しかも取り違えたことに気づきにくいのが難点です。aoiro が AI に任せているのは、文字を読むことではなく「経費になるか」を考えることです。

AIが勝手に帳簿を書き換えることはありませんか?

ありません。AIには帳簿への書き込み権限がなく、仕分けの結果も指摘も、いったん帳簿の外に積まれるだけです。あなたが「確定」または「承認して反映」を押したときにだけ変わります。

承認する前に「承認すると何が起きるか」が文章で表示され、確定・承認・却下の記録はすべて履歴に残ります。

65万円の控除は受けられますか?

65万円控除には、複式簿記による記帳・貸借対照表の添付に加えて、e-Taxでの電子申告(または優良な電子帳簿の保存)が必要です。aoiro は前の2つを満たす形で帳簿と決算書を作ります。

紙で提出する場合は55万円が上限になります。設定画面で 65 / 55 / 10 万円を切り替えられ、決算書の計算にもそのまま反映されます。

料金はいくらですか?

いただいていません。初期費用も月額もなく、無料版・有料版の区別もありません。無料期間が終わって課金が始まる仕組みもありません。

続けるための費用(サーバー代と、夜の仕分けに使うAIの利用料)は、使ってよかったと思ってくださった方からの任意のご支援でまかなっています。何もしなくても機能は制限されません。詳しくは料金についてをご覧ください。

自分が免税事業者かどうか分かりません

前々年の課税売上高と、前年1月1日〜6月30日の課税売上高(または同じ期間の給与等支払額)が、どちらも1,000万円以下であれば原則として免税事業者です。ただしインボイス登録をしている場合は、売上に関係なく課税事業者になります。

「あなたは免税事業者ですか?」のセクションに、3つの質問で確かめられるチェックと、間違えやすい点をまとめてあります。

消費税やインボイスには対応していますか?

していません。免税事業者を前提にしています。税率別の内訳の記録も、インボイス登録番号の照合もありません。

課税事業者の方は、いまの aoiro だけでは消費税の申告に必要な集計ができないとお考えください。

法人でも使えますか?

使えません。個人事業主の青色申告に絞っています。法人税の申告は必要な書類も帳簿の作りも別物なので、無理に共用させていません。

途中からでも始められますか?

始められます。前年の決算書の「期末」欄を期首残高として写せば、開業2年目以降でも貸借が合います。

固定資産についても、途中から使い始めた場合に備えて「期首の未償却残高」を入れられるようにしてあります。

データは持ち出せますか?

持ち出せます。仕訳帳・総勘定元帳・決算書の数字・減価償却の計算を、それぞれCSVでダウンロードできます。Excelで開いても文字化けしません。

他の会計ソフトに移るときも、税理士に渡すときも、このCSVをそのまま使えます。

レシートを溜める生活を、今日で終わりにしませんか

アカウントは運営が発行します。事業者情報と「やっている事業」を書いたら、その日から「使ったら入れるだけ」が始められます。使用料はかかりません。

メールソフトが開かない場合は、こちらへ直接お送りください
info@mail.eos-lab.net

個人事業主の青色申告向けです。法人・消費税の申告には対応していません。